一昨日(04/23)Ubuntu 9.04 がリリースされたようなので、昨日8.10からアップグレードを行いました。
個人的には[システム]メニューからシャットダウンや、ログアウトの項目が削除されたのが残念ですが、起動時のスプラッシュスクリーンやログイン画面が変更になったぐらいであまり変わった様子はありませんでした。(細かいところでは変わっているようです。)
また、今回のテーマとは関係ないのですが、いつの間にかgnomeのタイトルバーの項目がマウスで入れ替えられるということに気がつきました。いったいいつからできるようになったんでしょう?アップグレードと関係があるのかな。
さて、前置きはこのぐらいにして今回のテーマである、zipファイルを解凍すると日本語が文字化けする問題なのですが、Ubuntu 8.10では発生しませんでした。
調べると8.04→8.10とアップグレードを行った環境でも同様の現象が発生しているようで、私の問題もアップグレードが原因になっているのではないかと考えました。
Ubuntuの日本語版サイトを見てみると、オリジナル版では日本語環境固有の問題が発生してしまうようです。
なので、Japanese Teamによる追加パッケージを利用してみて問題が解決するか試してみました。
紹介されている手順に従うだけなので簡単でした。
結果は、ばっちり解決しました。
手順はリンク先にもありますがここにも書いておきます。同じ症状が出ている方の参考になれば。
端末もしくはコンソールからUbuntu 9.04の場合、次を実行する。
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/jaunty.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
詳しくはUbuntuの日本語版Webサイトにあります。
Ubuntuの日本語環境 via Ubuntu Japanese Team
2009/09/23追記:
余談ですが、圧縮の反対語は伸張です。なので、解凍ソフトではなく伸張ソフトです。