nmtysh.log

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未定義領域や暗黙知について期待してはいけない

未定義領域あるいは未定義値、JavaScriptでいうundefinedですが、「未定義」なので、何が「あって」「どうなるか」は不明です。
プログラムにおいて未定義の値などを読み込むのはNGです。
ちゃんと事前に定義をしてあげる必要があります。

これは誰か他人に何かを頼むときもそうです。

何かをお願いする際にその人にやってほしいことを伝えますよね。
伝えたことに対して期待通りの結果が帰ってくることを期待しても良いです。

ですが、伝えていないことに対して自分の期待通りの結果が帰ってくることを期待してはいけません。
その部分についても期待するのであれば、その部分についてもちゃんと要望を伝える必要があります。

同様に暗黙知についても期待しては行けません。
自分の暗黙知と相手の暗黙知が同じである保証はどこにもないからです。

長く続けていることに対して暗黙知が生じてしまいがちですが、複数人で行うことに対しては暗黙知ではなく形式知としてきちんと明文化して上げる必要があります。
人は忘れる生き物です。マニュアル化など形式知にしておかないといつの間にか勘違いなどで重大な問題を引き起こしたり、とあることに対してある特定の人(達)しか知らないということが起こりえてしまいます。

取り留めもなく書いてしまいましたが書きたかったのは、
行間を読み取ることに期待せずちゃんと言語や図式など明示的なものでちゃんと伝達するようにしましょうということです。